Making Tera

たまに書く不定期ブログ

SmartMaterialについて

SmartMaterialの機能を知ってかなり感動したんですが、日本語の記事がほとんどヒットしないという悲しさ。

SPの基本的な考え方は

素材を割り当て→マスクして隠す

です

マスクの部分にはペイントだけではなくジェネレータを利用できます。

ジェネレーターは非常に強力なのですが、PositionMapやAOMap、ThicknessMap等、モデルから抽出した固有の情報が必要になります。(ジェネレーターによって種類が異なります)

SPはこの情報をモデルごと(正確にはTextureSetごと)に記憶することしました。

(どの情報も好きなタイミングでMeshからベイクできます。)

これにより「ジェネレータと必要情報の自動紐づけ」が可能となり、

モデルにより異なる情報は無視して、ジェネレータ(エフェクト)を含む素材をテンプレートとして保存できる仕組みが完成しました。

これが「SmartMaterial」です。

PositionMap等が必要な複雑な素材であってもテンプレートとして保存できるのは非常に強力で、時間短縮に繋がります。

現時点ではSmartMaterialを読み込んだ時に必要なマップがベイクされていない状態でもそのまま読み込めます。

警告のようなものが出るか、読み込み時に必要マップが確認できる仕組みがあってもいい気がします。